フランスツアー旅行の3日目はモン・サン・ミッシェル観光でした。
「一生に一度は行ってみたい」と称される場所に行ってきた感想や修道院の建築様式、初めてでも迷わない回り方や見どころも含めて紹介します。
フランスツアー旅行の全容についてはこちらの記事で紹介しているので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
フランスツアー旅行のおはなし~行程・感想・ちょっぴり後悔を添えて~ – Mo-Travel,Mo-Life
モン・サン・ミッシェル観光のスケジュール
まずはモン・サン・ミッシェル観光の流れを紹介します。
- 2日目夜 モン・サン・ミッシェルの近くのホテルに到着、宿泊
- 3日目午前中 モン・サン・ミッシェル観光(修道院入場後は自由行動)
- 3日目12時頃 宿泊していたホテル前に集合
朝食はホテルで済ませ、各自チェックアウトして貸し切りバスへスーツケースや大きい荷物を預けました。
修道院の入口まではツアー参加者全員で行動し、入場後は自由行動になりました。
次の集合時間が決められていて、それまで各々で観光し、集合場所の宿泊していたホテル前で貸し切りバスに乗り込んで、次の場所へと移動しました。
連絡橋から修道院までの往復のおすすめルート
モン・サン・ミッシェルの門から修道院に入るまでのルートは、添乗員さんイチオシの城壁の上を歩いて修道院まで行き、修道院を見学した後はお土産屋さんの並んでいる通りを下ってくるというものでした。
実際歩いてみて、このルートがおすすめされる理由がわかりました。私もこのルートをおすすめします!
門から修道院まで(行き)
自家用車や観光バスではモン・サン・ミッシェルの門前までは行けません。手前の連絡橋から公共の路線バスに乗ります。バスの前の方に場所をとると車内からも良い写真が撮れるので、おすすめです。
モン・サン・ミッシェルの魅力の1つは海に浮かぶ孤島に建てられたことにあります。
その佇まいの美しさと潮の満ち引きの激しさから「西洋の驚異」とも言われるそうです。
私が訪れた時は、ちょうど引き潮のため辺り一面干潟で海に浮かぶ姿はみられませんでしたが、そこを歩けたのも貴重な思い出です。
城壁の上は歩けるようになっていて、朝の澄んだ空気と、どこまでも広がる干潟を眺めながら歩くのはとっても気持ちが良かったです。
お土産屋さんや雑貨屋さんが並んでいる通りは、私の知っている中で一番近いイメージが清水寺とその手前の清水坂の感じです。
モン・サン・ミッシェル名物のふわふわオムレツ発祥のお店「La Mère Poulard(ラ・メール・プラール)」もこちらにあります。
ちなみに、ここのお店ではありませんが2日目の夕食に、ふわふわオムレツが出ました。
日本のカフェのふわふわスフレパンケーキとはまた少し違って、不思議なことに見た目はふわふわなのですが、生地はしっかりしていて食べ応えのあるオムレツです。
一人分がボリューミーなので、途中で塩やコショウで味変すると良いかもしれません。
モン・サン・ミッシェルの話に戻ると、修道院に入場してまずは持ち物チェックを受けます。前日にヴェルサイユ宮殿で経験しましたが、やっぱりドキドキしながら突破しました。
修道院から集合場所まで(帰り)

朝、ホテルを出発した時には曇っていましたが11時頃になると晴れてきて青空に映えるモン・サン・ミッシェルを見ることができました。
良いお天気だったので、帰りは干潟を少し歩いて、その後バスに乗らず連絡橋を散歩しながら、集合場所へと向かいました。
モン・サン・ミッシェルから連絡橋を渡りきるまでがおよそ1kmなので、15分から20分くらいで歩いて移動できます。
連絡橋の横には草原が広がっていて、羊の群れが草を食んでいる光景にこの土地の穏やかさを感じました。
修道院の見どころと建築様式(ロマネスク・ゴシック)
モン・サン・ミッシェルは修道院なので、中は祈りを捧げるための空間が続きます。
建築には詳しくありませんが、建物や内部の装飾は建設された当時の時代背景や文化的な側面を感じ取れる貴重なものだということがわかります。日本のお城や神社仏閣を見てもそうですよね。
修道院の内部は場所によってロマネスク様式とゴシック様式が混ざりあっています。それは、モン・サン・ミッシェルが長年の増改築によってできた建物だからです。
これらの違いを頭の片隅において回ると建築美に圧倒されるだけでなく、当時の時代背景や祈り方の違いを感じることができるでしょう。
ロマネスク様式の中階


下階はお土産屋さんになっているので中階と上階を比較すると、中階は柱も太く天井が低めで窓も小さくアーチ型の作りになっています。壁に厚みがあるのも特徴です。
これは10世紀末から12世紀にかけて発展したロマネスク様式です。修道院の土台の部分をしっかりと支えています。
ロマネスク様式の特徴
- 小さい窓
- 丸いアーチ
- 厚い壁
- 空間の安定感
ゴシック様式の上階



上階は、天に伸びるように天井が高く、先の尖った細長い窓が特徴的で、空間を縦に使っています。これが12世紀末から15世紀にかけて発展したゴシック様式です。
多くの光が入るため、天井の高さも相まって空間全体に広さと明るさをもたらしています。
ゴシック様式の特徴
- 大きな窓
- 尖塔アーチ
- 高い天井
- 空間の広さ
モン・サン・ミッシェル観光の注意点
門から修道院までは石畳の坂を登っていくので、季節や天候によっては注意が必要です。
まずは歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
坂道を登ったり下ったりしますし、段差もあります。石畳は朝露や雨によって濡れていることもあります。滑ったり、段差に躓いたりして転倒しないように注意しましょう。
石畳は尻もちをついたら痛そうです。慣れた歩きやすい靴だと安心ですね。
また、犬好きの私としては「あら、かわいらしい!」とほほえましく思いながらすれ違いましたが、愛犬連れの方もいらっしゃいます。
世界遺産に愛犬を連れて訪れることができるんですね!
ヨーロッパの方々は愛犬のしつけをきちんとされていて、急に飛びついてきたり、執拗に吠えたりすることはないそうです。でも苦手な方はそういう問題ではないですよね。
場所によっては通路が狭いところもあるので「お先にどうぞ」と広い場所でやり過ごすのが良いかもしれません。
モン・サン・ミッシェル観光時のポイント
- 歩きやすい靴
- 転倒注意
- 犬も同伴可(入れる範囲は要確認)
お土産スポット
モン・サン・ミッシェルにも可愛くてこの土地ならではのお土産がたくさんあります!
修道院の下階にお土産屋さんがあるので、ここでお買い物ができます。ポストカードやお菓子、雑貨が並んでいました。
修道院から坂を下ってくると、お土産屋さんや飲食店があるのでウィンドウショッピングをしつつ、気に入ったものがあれば購入するのも楽しいですね。
また、モン・サン・ミッシェルの連絡橋を渡って少し歩いたところに、パン屋さんと雑貨や食品が買えるお土産屋さんがあります。
Tシャツやハンドクリーム、チョコレート、調味料などお渡し用のお土産を購入するのにとってもよい品揃えでした。
モン・サン・ミッシェル観光後の集合場所がこのお店の近くだったので、ここでお買い物を楽しみながら時間調整しました。
次にやりたいこと
心残りがあるとすれば、2日目の夜にホテルに着いてすぐ休んだことです。
夜のライトアップされたモン・サン・ミッシェルを眺めながらお散歩すれば良かったと思います。
また、今回は引き潮だったので海に浮かぶモン・サン・ミッシェルを見たいです!ツアー旅行だと日程や時間が決まっていますが、個人旅行だと日程も調整できそうですね。
さらに、モン・サン・ミッシェル・マラソンというこの周辺を走る大会があります。
日本からもツアーが組まれるほどの人気の大会だそうです。モン・サン・ミッシェルが見えたら、へとへとでも何とか走れそうじゃないですか。ぜひ、参加してみたいですね。
まとめ
モン・サン・ミッシェルに行ったら「一生に一度」ではなく、また違った表情を見るために何度でも行きたいと思うお気に入りの場所になりました。
修道院の醸し出す厳かな雰囲気や周辺の雄大な風景、修道院が営んできた時代の流れを前にして、自分はなんてちっぽけなんだろうと感じました。
でも、その「小ささ」を感じたことで、不思議と心が軽くなりました。
ちょっとだけがんばって、思ったことをやってみようかな。そう思えました。